代表復帰はまたしても叶わず…… スターリングのイングランド代表でのキャリアは終わってしまったのか

再び代表に選ばれなかったスターリング photo/Getty Images

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カタールW杯以降、招集なし

3月の親善試合に向けたイングランド代表のメンバー25名が発表された。デクラン・ライスやジュード・ベリンガムなどが順当に選ばれる中、ジャック・グリーリッシュやトレント・アレクサンダー・アーノルドらが怪我で選外に。また新天地でも苦しんでいるカルヴィン・フィリップスも今回は召集されなかった。

イヴァン・トニーが1年ぶりの復帰を飾り、ジョー・ゴメスが約3年ぶりの復帰となった一方で、ラヒーム・スターリングは今回も選ばれることがなかった。英『Daily Mail』でも今回選外になった選手に触れており、スターリングに関してはこのように綴っている。

「 2022年12月にワールドカップ準々決勝でフランスに敗れて以来、現在は出場していないが、スターリングのイングランド代表としての野望は29歳にして、すべて終わったようだ。今シーズンのチェルシーでの8ゴール9アシストは、アタッカー陣の厳しい競争の中では明らかに物足りない」
スターリングは今季は公式戦35試合で8ゴール9アシストを記録しているが、今回選ばれた攻撃陣では、復帰明けのイヴァン・トニー(4ゴール)と今季不調のマーカス・ラッシュフォード(7ゴール6アシスト)を除くと、ジャロッド・ボーウェン(18ゴール7アシスト)、フィル・フォーデン(18ゴール10アシスト)、コール・パルマー(15ゴール11アシスト)、アンソニー・ゴードン(10ゴール7アシスト)、ハリー・ケイン(36ゴール11アシスト)、ブカヨ・サカ(16ゴール15アシスト)、オリー・ワトキンス(21ゴール10アシスト)と、スターリングを上回る数字を残した選手がほとんどだ。

チェルシーで輝きを取り戻しつつあるが、若い選手も台頭してきた今、スターリングが代表に復帰するためには全盛期のようなパフォーマンスと数字を残す必要がある。長年イングランド代表の中心選手として活躍してきたスターリングの代表キャリアはもう終わってしまったのだろうか。

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