60年ぶりの快挙 ケインがブンデスデビューシーズンで31ゴールをマーク

リーグ31ゴールをマークしたケイン photo/Getty Images

続きを見る

ブンデス記録まで残り10点

ブンデスリーガ第26節でダルムシュタットと対戦したバイエルン。ダルムシュタットに先制ゴールを許す展開になったものの、ジャマル・ムシアラとハリー・ケインのゴールで前半のうちに逆転に成功。後半に3点を追加したバイエルンが5-2で勝利を飾った。

この試合のゴールで、ブンデスリーガ26試合の出場で31ゴール9アシストを記録したケイン。英『THE Sun』によると、ブンデスデビューシーズンで31ゴールを達成したのはケインのみであり、1963-64シーズンにハンブルガーSVのウーヴェ・ゼーラーが記録した30ゴールを超え、60年ぶりの快挙を成し遂げた。

リーグ戦31ゴールはケインのキャリアハイの記録であり、チームとしては1位のレヴァークーゼンを追いかける形であるが、ケイン個人としては素晴らしいシーズンをここまで送っている。
そんなケインが次に狙うのはロベルト・レヴァンドフスキ(現バルセロナ)が2020-21シーズンに記録したリーグ戦41ゴールのブンデス記録だ。残り10ゴールまで迫っており、残る試合は8試合だ。更新する可能性が十分にある中、ケインのゴールにはさらなる注目が集まるだろう。

しかし、心配なのは怪我の状況だ。ケインは82分に交代し、トーマス・トゥヘル監督はポストに衝突し足首を捻ったと説明している。イングランド代表に招集されるため、ブラジル代表、ベルギー代表との親善試合に出場できるかも不安であるが、中断明けにはドルトムントとの試合やアーセナルとのCLラウンド8の大一番を控えている。

シーズン終盤の大きな試合を前に怪我の状況が心配されるケインだが、新天地で結果を残すストライカーが、ここからどれだけ得点を重ねることができるのか注目だ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.303 躍動するサムライ18

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ