守護神もエースも期待の若手も 復調傾向のバイエルンで離脱者続出

ダルムシュタット戦で負傷したケイン photo/Getty Images

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怪我の具合は不明

代表ウィーク前に公式戦3連勝を飾り、バイエルン・ミュンヘンは一時期の不調から完全に立ち直ったとの印象を周囲に与えた。しかし、ここへ来て主力選手に怪我が相次いでいる。

20日(現地時間)、ドイツサッカー連盟(DFB)はバイエルン所属のGKマヌエル・ノイアーが内転筋の負傷によって代表活動を離脱すると発表した。昨年10月に下腿骨折による長期離脱から復帰し、それ以降パフォーマンスを上げつつあったが、無念の離脱となった。

今季開幕前にトッテナムからバイエルンに加入し、既にブンデスリーガでは31ゴールをマークしているイングランド代表FWハリー・ケインも万全な状態ではない。ケインは16日のブンデスリーガ第26節ダルムシュタット戦で左足首を捻挫。この怪我がまだ完治していないため、イギリス紙『The Telegraph』によると、ケインはイングランド代表が23日に臨むブラジルとの国際親善試合には出場しない可能性が高いという。
さらに、バイエルンでボランチのレギュラーポジションを掴み、存在感を日増しに大きくしているアレクサンダー・パブロビッチも扁桃腺の腫れを理由に今回の代表ウィークではドイツ代表への招集を辞退している。同選手は昨年秋頃から扁桃腺に問題を抱えていたとドイツ紙『Bild』は伝えている。

バイエルンは各選手の状態について明らかにしていないが、場合によっては代表ウィーク明けに予定されている30日のブンデスリーガ第27節ボルシア・ドルトムント戦に主軸を欠いた状態で臨まなくてならないかもしれない。

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