韓国代表DFキム・ミンジェには過大評価なところもある? 「DFラインを指揮するほどのカリスマ性がない」と手厳しい声も

現在はバイエルンでプレイしているキム・ミンジェ photo/Getty Images

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インテルのレジェンドが弱点を指摘

昨季ナポリのスクデット獲得に貢献し、その後ドイツ王者バイエルンに引き抜かれた韓国代表DFキム・ミンジェ。

センターバックとしての個人能力は高く、ナポリでも最終ラインの番人になっていた。ただ、最近はバイエルンでの序列が怪しくなっている。エリック・ダイアー、マタイス・デ・リフトのコンビが優先されるケースがあり、キム・ミンジェの立場も安泰ではないのだ。

そんなキム・ミンジェについて、インテルのレジェンドDFが正直な思いを口にしている。
現在インテルではDFフランチェスコ・アチェルビの人種差別発言疑惑が問題となっていて、調査が行われている。これは17日に行われたナポリ戦にて、相手DFファン・ジェズスとの小競り合いから発言されたものとして疑惑が浮上しているのだ。これが事実であれば、アチェルビには厳しい処分が下される可能性がある。仮にそうなった場合、インテルは新センターバック獲得へ動くべきなのだろうか。

この話題に触れたのがインテルのレジェンドDFジュゼッペ・ベルゴミ氏だ。

伊『Gazzetta dello Sport』によると、ベルゴミ氏はその中でキム・ミンジェについて次のようにコメントしている。

「もしインテルが3バックのセンターバックを選ぶとしたら、そこは彼(キム・ミンジェ)の役割ではないと思う。彼にはディフェンスラインを指揮するほどの個性やカリスマ性がない。スピードとクオリティはあるが、他の特長も必要なんだ。私ならインテルに彼は選ばない」

やや手厳しい意見だが、最終ラインを統率できる存在ではないと見られているようだ。対人戦にはかなり強く、地上戦と空中戦の両方で印象的なセンターバックではある。しかし、細かなライン設定やポジショニングには疑問もあるのかもしれない。

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