大エースの抜けた穴はチームで埋める 元主将ベイル引退後、新時代を迎えたウェールズ代表が目指すEURO2024

EURO本戦行きをかけてポーランドと激突 photo/Getty Images

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ポーランド代表と対戦

EURO2024予選プレイオフ準決勝が21日に行われ、フィンランド代表を相手に4-1で勝利を飾ったウェールズ代表。

パスAからパスCまでの3つのグループで12チームが争うプレイオフ。EURO2024本戦に進めるのは各パスを優勝した3チームのみだ。パスAの決勝戦進出を決めたウェールズ代表が次に戦うのは準決勝でエストニア代表に5-1で大勝したポーランド代表だ。ポーランド代表には世界トップクラスのストライカーであるFWロベルト・レヴァンドフスキがおり、決勝戦も厳しい戦いが待っている。

ウェールズ指揮官ロブ・ページ監督は元主将FWガレス・ベイルの引退後、より責任を担う選手はMFハリー・ウィルソンだと語ったが、ウィルソン自身はこれまで代表チームの象徴として君臨してきた大エースの穴はチーム全体で埋める必要があると語った。
「誰もガズ(ベイル)の代わりをするつもりはなかったと思う。彼がチームに大きな穴を残したので、彼がチームを去ったとき、私たちはステップアップする必要があることを知っていた。彼は我々のキャプテンであり、リーダーであり、最高の選手だった。彼のゴールとチームへの影響力を失うことは、そこに大きな溝が生じることになるだろう。それは私だけではない。多くの選手が今とても良いプレイをしているし、私たちは皆、一丸となっている」(英『BBC』より)

ベイル引退後、初となるEURO出場を目指すウェールズ代表。ベイルほどのインパクトを持った選手は今いないかもしれないが、ウィルソンやブレナン・ジョンソンなど、プレミアリーグで存在感を放つ選手がウェールズ代表にはいる。

ベイルの穴を埋めるにはウィルソンが言っていたようにチーム全体が団結して戦うことが必要になる。EURO2024を目指すウェールズ代表は、チームの団結力を武器にポーランド代表を倒し、出場権を確保することができるだろうか。

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