ポグバがマンUへ戻ったのは失敗だった ユヴェントスで黄金の中盤形成したマルキジオ氏は「バロンドールを狙うこともできた」

ポグバのポテンシャルは抜群だったが…… photo/Getty Images

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才能を活かし切れなかったのか

昨年のドーピング検査で陽性となり、今年に入ってから4年間の出場停止処分を言い渡されたユヴェントスMFポール・ポグバ。

その現状を嘆いているのは、ユヴェントス時代にチームメイトだった元イタリア代表MFクラウディオ・マルキジオ氏だ。

ポグバは2012年にマンチェスター・ユナイテッドからユヴェントスへ加入し、中盤でアンドレア・ピルロ、マルキジオ、アルトゥーロ・ビダルらと黄金の中盤を形成してきた。当時はセリエAを支配し、チャンピオンズリーグでもファイナルへ駒を進めるなど充実な時間を過ごしてきたのだ。
それだけに、マルキジオ氏も後輩のポグバに下された処分に辛い思いがあるようだ。スペイン『as』に対し、マルキジオ氏はポグバが2016年にマンUへ戻ったのが間違いの一歩だったと振り返っており、バロンドールをも狙える才能だったと語る。

「フィジカル的な問題やドーピングの問題など、彼の現状は個人的にも辛いものだ。彼はフィールド上で私に最も感銘を与えたチームメイトの一人だった。怪我のせいでふさわしいキャリアを築けなかったが、バロンドールを狙うこともできたはずだ。ユナイテッドに戻ったのは間違いだったと思う。それは彼の成長には繋がらなかった」

マンUはアレックス・ファーガソン氏が勇退してからチーム方針がブレたところがあり、思うようにチームの強化が進まなかった。それもポグバが苦労した理由の1つでもあるだろう。

現在ポグバは31歳。決して若いとは言えず、4年の出場停止処分は重すぎる。ユヴェントス時代が選手としてのピークだったとの評価か。

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