ヤマル、クバルシ、ガビら来季のヤングなバルサに熱視線 クラブの哲学知るカンテラ組の力で目指す頂点

バルセロナでは若手が躍動している photo/Getty Images

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若手戦力はかなり豪華になってきた

今季はラ・リーガの優勝争いでライバルのレアル・マドリードにリードを許しているが、バルセロナの方も収穫のあるシーズンとなっている。

頼もしいのは、若手の成長だ。右のウイングではスペイン代表でも重要戦力となりつつあるFWラミン・ヤマル(16歳)がいて、ここから更なる飛躍が期待される。

センターバックではNEXTジェラール・ピケとも言える17歳のパウ・クバルシが台頭。バルセロナらしい足下の技術が高いセンターバックで、ビルドアップのセンスも抜群だ。
スペイン『MARCA』は、来季以降のバルセロナがかなり若いスタメンを構成できると特集している。

守護神にはマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンがいるが、今季は25歳のイグナシオ・ペーニャも出番を得た。ペーニャもバルセロナのカンテラで育ってきた選手で、今季経験を積めたのは大きい。

センターバックは前述のクバルシ、相棒はロナルド・アラウホ。サイドバックは右にジュール・クンデ、左に20歳のアレハンドロ・バルデの構成だ。サイドバックではカンテラ出身の17歳DFエクトル・フォルトも出番を増やしつつあり、185cmのサイズを誇る大型サイドバックとして期待がかかる。

中盤はフレンキー・デ・ヨングが底から攻撃を構築し、その前には負傷離脱している19歳のガビ、成長を感じさせる20歳のフェルミン・ロペスが入る。

右にはヤマル、左にはインサイドハーフもこなすペドリ(21)、センターフォワードにはアトレチコ・ミネイロから合流したブラジル人FWヴィトール・ロッキ(19)の構成を同メディアは紹介している。ロッキはすでにラ・リーガで2ゴールを記録しており、そのポテンシャルは計り知れない。

ペドリの場合は負傷トラブルだけが問題だ。才能はチーム屈指であり、そこに疑問はない。

前線ではブライトンにレンタル移籍しているFWアンス・ファティ(21)もポテンシャルは高く、本来の調子を取り戻してくれるならばバルセロナで起用したい選手だ。

いずれにしても、カンテラ組を中心に若手が伸びてきているのが心強い。来季はさらに彼らの重要性が増すはずで、チームの哲学を知るヤングスターたちの力でリーガの頂点を目指す。

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