遠藤航の強力なライバルとなるか!? ビッグクラブがこぞって関心を寄せるジョアン・ネベス獲得にリヴァプールも動き出す

ベンフィカで注目を集めるネベス photo/Getty Images

ベンフィカのレギュラーに定着した19歳のネベス

英メディア『CAUGHT OFFSIDE』によると、リヴァプールがベンフィカの有望株であるMFジョアン・ネベスの獲得レースに参戦したとのこと。

ネベスといえば、弱冠19歳ながら高い評価を得ている守備的MF。2016年にポルトガルリーグの名門ベンフィカの下部組織に加入し、ポルトガル代表の世代別代表の常連の選手だ。昨年10月のボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦ではA代表デビューも飾った。身長が174cmとフィジカル面に不安はあるものの、高いサッカーIQを持ち、パスセンスも抜群。守備の読みと決断力にも優れ、ボール奪取も得意とする。すでにマンチェスター・ユナイテッドをはじめ、チェルシーやバイエルンなども興味を持っているとされ、そこに今回リヴァプールの名前が並んだ形となった。

そのリヴァプールは、昨夏にドミニク・ショボスライ、アレクシス・マクアリスター、遠藤航、ライアン・グラフェンベルフと中盤を全面的に強化した。もし移籍が実現すれば、さらに選手層に厚みが増すことになりそうだ。そして現在大活躍中の遠藤とは、同ポジションを争うライバルとなるだろう。

ただネベスは、現行の契約が2028年まで残っており、契約解除条項は1億2000万ユーロと獲得に向けてのハードルは低くはない。本人も移籍に関しては言葉を濁し、ベンフィカでのプレイに集中していると語っているだけに、チームを退団しない可能性もまだまだある。しかし多くのサッカー選手がそうであるように、可能性があるならばビッグクラブで挑戦したいというのが本音だろう。彼が今夏にどのチームのユニフォームを着ているか、今後の動向に注目したい。

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