ビルバオ戦で2ゴールのロドリゴは来季もレアル・マドリードに残るのか ムバッペ移籍濃厚の裏で熾烈なポジション争いが勃発

アスレティック戦でのロドリゴ photo/Getty Images

移籍実現の可能性

チャンピオンズリーグラウンド8のマンチェスター・シティ戦を前に、ロドリゴはラ・リーガ第30節アスレティック・ビルバオ戦で2ゴールを挙げ、レアル・マドリードを勝利に導いた。

リーグ戦30試合で10ゴール目を決めたロドリゴは、試合後のインタビューでキリアン・ムバッペのレアル・マドリードへの加入が迫っていることについて質問された。『MARCA』紙が伝えている。

「ムバッペのことはまだわからない。みんながそう言っているし、彼は加入間近にいると思うけれど、私も何が起こっているのかわからない」
また、ムバッペがレアル・マドリードの攻撃陣に加わり、ムバッペ、ヴィニシウス・ジュニオール、ジュード・ベリンガム、そしてロドリゴと並ぶ場合、ロドリゴはチームを去る可能性について次のように話した。

「(来季のことは)まだ何も考えていないよ。ただ、今シーズンに集中し、できるだけ多くのタイトルを獲得して、良いシーズンを終えることだけを考えている。来季の話は首脳陣の問題だ。贅沢な悩みだと思う。自分は落ち着いている」

現在23歳でレアル・マドリードの強力な攻撃陣の一角を担っているロドリゴ。リヴァプールがモハメド・サラーの後継者として獲得を狙っているという報道もある。右利きで左サイドを得意としているロドリゴだが、ヴィニシウスとムバッペも左サイドを主戦場としており、ムバッペの加入が実現した場合、左サイドの選手が過多になるのは明らかだ。現状でもチーム事情で右サイド寄りでプレイする機会の多いロドリゴは真価を発揮出来ているとは言い難いといえる。次世代のネイマールと謳われ、確かな実力を見せているロドリゴだが、自身のポテンシャルを最大限に発揮させてくれるクラブに移籍を望む可能性も十分にあるだろう。

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