逆転でのプレミア制覇に向けて アーセナル指揮官がチームに求めるものとは「エゴやイデオロギーを捨てて……」

アーセナルの指揮官アルテタ photo/Getty Images

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首位との勝ち点差は2

現在2位のアーセナルの指揮官ミケル・アルテタはシーズン終盤に向けて、「エゴやイデオロギーを捨てて、試合に勝つためにやるべきことをやる」と、語った。

前節のマンチェスター・シティとの大一番でスコアレスドローに終わったアーセナル。ポゼッションは27%に留まり、普段のような戦い方はできなかったが、シティのいいところをうまく消し、勝ち点を獲得した。今節のルートン・タウンとの一戦を前にアルテタはシティ戦でのスタッツに触れ、逆転優勝への意気込みを語った。

「それは、適応したいからである場合もあれば、適応して回復力を持たなければならないからである場合もある。エゴやイデオロギーを捨てて、試合に勝つためにやるべきことをやる。(シティ戦の)チームは精神的に本当に強く、クレバーだった。勝ちに行くために必要なものがあると感じたとき、最後には(引き分けでは)満足できない。でも、僕らがどのように成長しているかを理解し、ある瞬間には別の何かを受け入れるだけの賢さが必要なんだ」(英『Daily Mail』より)
アルテタは時には自分のエゴややり方を変えてでも、試合に勝つためにやるべきことに注力すると語り、勝利に向けた戦い方を厭わないことを強調した。アーセナルは現在2位であり、首位のリヴァプールとの勝ち点差は2となっている。この2チームの直接対決はもうないため、アーセナルが優勝するためにはリヴァプールが勝ち点を落とす必要がある。

昨シーズンはここから怪我人の影響もあり、失速したアーセナルだが、今季のチームからはその脆さは感じられない。新加入選手の影響や昨季の悔しい経験を糧に、ここまで自分たちのサッカーができない試合でも勝ち点を積み重ねてきた。

アーセナルは、まず今節のルートン・タウンとの一戦に勝利し、逆転優勝に向けて、首位リヴァプールにプレッシャーをかけ続けたいところだ。

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