フルミネンセ、フラメンゴら南米を支配するブラジル勢の脅威 リベルタドーレスを5連覇している圧倒的な強さ

昨年はフルミネンセが優勝 photo/Getty Images

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6連覇がかかるリベルタドーレスが今年もスタート

今年も南米のNo.1を決めるコパ・リベルタドーレスがスタートした。注目すべきは、近年の大会を支配しているブラジル勢だ。

南米最強クラブを決めるリベルタドーレスにて、ブラジル勢は2019年大会から5連覇中なのだ。

2019年はフラメンゴがアルゼンチンのリーベルプレートを2-1で撃破して優勝。2020年から2022年の3大会はブラジル勢同士のファイナルとなり、2020年はパルメイラスがサントスを1-0、2021年はまたもパルメイラスが今度はフラメンゴを2-1、2022年はフラメンゴがアトレチコ・パラナエンセを1-0で撃破して優勝。
そして昨年はフルミネンセがアルゼンチンのボカ・ジュニアーズを2-1で撃破した。

ブラジルのクラブといえば、近年もアトレチコ・パラナエンセからFWヴィトール・ロッキがバルセロナへ、パルメイラスからFWエンドリックのレアル・マドリード入りが内定していたり、欧州クラブへ若手タレントを積極的に送り出している。

それでも大幅な戦力ダウンとはならず、実績面でも南米の他リーグを圧倒している。その理由の1つは欧州を離れようとしているベテランスター選手を積極的に獲得しているところで、昨年リベルタドーレスを制したフルミネンセにはレアル・マドリードで活躍した左サイドバックのマルセロ、ユヴェントスなどでプレイした暴れん坊MFフェリペ・メロが所属している。

現在もチェルシー所属の39歳DFチアゴ・シウバに古巣フルミネンセが目をつけており、セレソンを長く支えてきた英雄DFの帰還も近いとされている。

今年もブラジル勢は注目すべき最大勢力となるが、6連覇もあるのか。若きタレントの躍動と経験豊富なベテランの融合もあり、現在はリベルタドーレスをブラジル勢が完全に支配している。

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