新加入ハフェルツが絶賛するアーセナルのチームメイトは誰だ!? 「人々は得点やアシストなど、ゴールに貢献をした選手のことばかりを語るが……」

アーセナルで存在感を示している photo/Getty Images

ゲームのリズムを作る職人

アーセナルに所属するMFカイ・ハフェルツはチームメイトであるMFジョルジーニョのことをクラブの公式サイトで絶賛した。

ハフェルツは今シーズンよりアーセナルに加入。シーズン序盤はなかなかゴールに絡めず、批判を受けていた。しかし徐々にチームにフィットすると、その本領を発揮。ここまでリーグ戦29試合で8ゴール4アシストを記録している。アーセナルに欠かせない存在となったハフェルツは、アーセナルに来る前にチェルシーでチームメイトだったジョルジーニョと連絡をとったことを明かし、2人の連携はより良くなっていると感じているようだ。

「以前に話したり、チェルシーで一緒にプレイしたりしたので、彼のことはよく知っていて、ここはどうだったか聞いてみたんだ。彼はすべて正直な意見を言ってくれたし、クラブに来て6カ月が経った時点で、すでにコーチも選手もみんなを褒めていた。だから私の決断は簡単になった。コーチと話したが、私がここに来たいと思ったのはその会話の後だった」

「ジョルジは、彼が私を見ても、私が彼を見ても、私たち二人とも次に何が起こるかを知っているような選手だ。彼は私が一緒にプレイした中で最高の選手の一人だ。なぜなら彼は私の動きを知っているし、彼のパスや彼の頭の中にあるアイデアを知っているからだ」

「一般的に、サッカー界全体はゴールとアシストだけに興味を持っているが、彼はピッチの他の部分でプレイする選手で、ボックス内ではあまりプレイしない。人々は得点やアシストなど、ゴールに貢献をした選手のことばかりを語るが、彼は私たち全員の心を支えている選手の一人だと思う。彼はピッチの雰囲気を作り、リズムを与える。彼はバロンドールで3位だったと思うが、それは彼がその立場において最も偉大な人物の一人であることを皆に示している」

ハフェルツが絶賛するジョルジーニョは2023年冬にアーセナルにチェルシーからやってきた。ピッチ中央でリズムを作る司令塔は、すぐにチームに欠かせない1人となった。昨夏にデクラン・ライスが加入した際に序列が下がることが懸念されたが、ここまで公式戦30試合に出場している。

お互いのことをよく理解しており、ジョルジーニョとの連携に自信を持っているハフェルツ。優勝争いがより激しくなるシーズン終盤は2人のコンビネーションにも注目だ。

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