今季CL事実上の決勝? ロドリゴは勝負のマンC戦へ「正直に言うと、対戦したくない相手」

レアルで成長を続けるロドリゴ photo/Getty Images

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超ハイレベルな180分間になる

9日に予定されているチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグ、レアル・マドリードVSマンチェスター・シティの一戦が近づいてきた。どちらも優勝を狙うだけの力があり、事実上の決勝と言ってもいいカードだ。

マンCと準々決勝で対戦したくなかったと正直な思いを口にするのは、レアル・マドリードFWロドリゴ・ゴエスだ。ジョゼップ・グアルディオラ率いるマンCは全選手のクオリティが高く、穴と呼べるポジションがない。ロドリゴも難しいゲームになると覚悟しているのだ。

「今回の抽選結果は、良い思い出だけでなくて悪い思い出も甦るね。正直に言うと、対戦したくない相手だった。そして彼らも同じように考えているだろう。(シティには)下手な選手がいない。『この選手のところにプレスをかけよう』というような選手がいない。彼らはゲームとボールを非常にうまくコントロールしてくる。その戦いはとても美しく、とても難しいチームだ。彼らと対戦するのはとてもイライラするけど、僕たちもチーム力を信じている」(英『The Guardian』より)。
両チームは昨季の準決勝でも顔を合わせており、その際はマンCが勝利している。しかし2021-22シーズンの準決勝ではレアルが大逆転勝利を収めていて、2ndレグではロドリゴも2ゴールを奪った。ロドリゴが口にした『良い思い出』とは、この2年前のゲームのことだ。

「あの試合はサッカー人生の多くを変えてくれた。あの2ゴールの後、僕の地位が大きく変わったんだ。みんなが僕を違う目で見始めた。あの2つのゴールはキャリアを前へ進めるものだった」

今回もロドリゴはヒーローとなれるのか。超ハイレベルな180分の戦いとなるのは間違いなく、一瞬の判断が勝敗を分けることになりそうだ。

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