アーセナルFWジェズスはドイツ王者の底力を警戒 「彼らは相変わらずバイエルン」

アーセナルのガブリエウ・ジェズス photo/Getty Images

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バイエルン相手に油断は禁物

9日(現地時間)、アーセナルはバイエルン・ミュンヘンとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグに臨む。

CLの舞台は7シーズンぶりとなるアーセナルだが、今大会は前評判通りの強さを見せている。グループステージを4勝1敗1分けの成績で首位通過すると、決勝トーナメント1回戦でもポルトに2戦合計4-3で勝利。2009-10シーズン以来の8強進出を果たした。プレミアリーグでも前節首位に返り咲くなど、アーセナルはシーズン終盤に調子を上げてきている。

その一方で、対戦相手のバイエルンは不調だ。直近のブンデスリーガ2試合ではボルシア・ドルトムント、ハイデンハイムに敗れて2連敗を喫し、首位レヴァークーゼンとの勝ち点差は16にまで開いてリーグ優勝は絶望的な状況となっている。
しかし、アーセナルのFWガブリエウ・ジェズスは8日に行われた記者会見の場で「誰もがバイエルンの歴史を知っている。彼らはチャンピオンズリーグやブンデスリーガでたくさんのタイトルを勝ち取って来た。クラブとしてのクオリティ、素晴らしい選手達のことは皆が知っている」とバイエルンへのリスペクトを示すとともに、彼らを過小評価すべきではないと主張した。

「ここ最近の数試合で彼らに問題があったということは、あまり重要ではない。彼らは相変わらずバイエルンなんだ。僕らを痛い目に遭わせるだけの力を持っているし、そのことを僕らは頭に入れておく必要がある。先週の試合に負けたことなんて関係ない。彼らはバイエルンなんだ」

また、ジェズスはバイエルンの要注意人物としてFWハリー・ケインの名前を挙げている。

「彼のクオリティは皆分かっている。僕の中では世界一のストライカーだ。このような形で対戦できるのは素晴らしいよ」

準々決勝屈指の好カードとなった両チームの対戦は、果たしてどのような結果となるのだろうか。

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