エヴァートン“再び”勝ち点剥奪処分で2ポイント減点 降格圏まで2ポイント差に

再び勝ち点を剥奪されたエヴァートン photo/Getty Images

続きを見る

16位に転落

英プレミアリーグは財務規定法違反で、エヴァートンに2度目の勝ち点剥奪処分を課し、2ポイント減点した。プレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則(PSR)に違反したという。

PSRでは、プレミアリーグの各クラブは3年間で1億500万ポンド(約200億円)の損失が認められているが、エヴァートンは2022-2023シーズンまでの3年間の損失が同規則の規定より1660万ポンド(約32億円)上回っていたという。

エヴァートンは2021-2022シーズンまでの3年間でもPSRに違反し、10ポイントの勝ち点剥奪処分を受けたが、上訴した結果6ポイント減点に軽減されていた。
この処分により、エヴァートンは勝ち点27となり、16位に転落し降格圏のルートン・タウンとは勝ち点2差となった。

エヴァートンはこの処分を受け、クラブ公式サイトに以下のような声明を発表した。

「この問題はプレミアリーグ委員会に付託され、本日エヴァートンが即時2点減点を受けることを発表した。クラブはこれ以上の制裁は適切ではないとの立場をとってきたが、二重処罰の概念やクラブが直面している重大な緩和状況など、クラブが提起した問題の大部分を委員会が認めたことを嬉しく思う。これは、ウクライナでの戦争と、高いレベルの協力とクラブの違反の早期承認によるものだ」

「エヴァートンは、PSRに関するすべての問題についてリーグと協力して取り組むことに引き続き取り組んでいるが、適用される減点に関してさまざまな委員会で一貫性がないことを非常に懸念している。クラブは、このプロセス中に提出してくれたファン諮問委員会と他のファングループ、そして継続的な忍耐と惜しみないサポートに対するすべてのエヴァートニアンに感謝の意を記録に残したいと考えている。クラブとその法定代理人は、委員会の決定に対して控訴する準備を開始した。現時点ではこれ以上のコメントはない」

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ