“パッション”を全面に戦えるDFカンブワラ 19歳はマンUの新たな希望となる 「最初から最後まで全てを捧げなければならない」

ヌニェスにも一歩も引かない photo/Getty Images

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レギュラー候補に名乗りをあげる

19歳DFウィリー・カンブワラはマンチェスター・ユナイテッドの新たな希望となっている。

現在リーグ戦6位のユナイテッドは、今シーズン一貫性がないことを批判され、リーグでもなかなか順位を上げることができていない。しかしアレハンドロ・ガルナチョ、ラスムス・ホイルンド、コビー・メイヌーという3人が台頭し、クラブの将来を担う存在としてユナイテッドの希望の光となっている。

そんななか、新たに台頭してきたのが19歳カンブワラだ。ユースから上がってきた同選手は今シーズントップチームデビューを飾った。ディフェンスラインに怪我人が続出していることもあり、2試合連続出場中のカンブワラは特にリヴァプール戦では印象に残るインパクトを残した。
そんななか、カンブワラがクラブの公式でリヴァプール戦を振り返りながら、確かな手応えを感じていることを英『Manchester Evening News』が伝えている。

「この試合、チーム、みんな、そしてチームメイト全員を本当に誇りに思う。でも勝ち点3を獲得できなかったので、まだ少しイライラしている。試合には勝たなければいけないと分かっていたので、その点には残念だ。試合をコントロールできた。一緒に本当によく戦った。我々は団結し、キーパーや4バック全員でうまく守った。そして最後に勝ち点3をキープする必要があることはわかっている」

「それでも、私はこの試合と自分が達成できたことを本当に誇りに思っている。それが私の仕事であり、私の情熱だ。私はピッチ上で何をしなければならないか分かっている。最初の瞬間から最後まで全てを捧げなければならないし、感動して楽しむ必要がある。それが私がやりたいことだし、それが私の情熱だ。そしてピッチに立つ機会があるときはいつも、ピッチにすべてを残すために全力を尽くす必要があることもわかっている」

まだ19歳ということもあり、課題点も多くあるが、熱い気持ちを持って戦えるのがカンブワラの持ち味の1つだ。ダルウィン・ヌニェスやルイス・ディアスといった世界屈指のアタッカーを相手にも一歩も引かず戦う姿勢を見せた。

ユナイテッドにとっても怪我人が多発している状況で若手が台頭してきたことは頼もしい限りであり、チームに活気を与えるカンブワラのプレイはチームにとって貴重だ。今シーズンは若手の台頭がチームの光となっているユナイテッド。カンブワラもクラブの将来を担う希望となるだろう。

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