今もサッカー選手に大人気な“膝スライディング”のセレブレーションはやめるべき? 「深刻な怪我に繋がる可能性が」

B・フェルナンデスもリヴァプール戦でこのセレブレーションを見せていた photo/Getty Images

なぜ今も人気なのかと英紙も疑問

ゴールを決めた際、膝でスライディングするセレブレーションはサッカー界でもかなり有名なものだ。シュートが決まった瞬間に選手のテンションは最高潮となるのだろう。

ただ、怪我のリスクがあるからやめるべきと主張する者もいる。前節のプレミアリーグでも、リヴァプール戦でロングシュートを決めたマンチェスター・ユナイテッドMFブルーノ・フェルナンデス、フラム戦でゴールを決めたニューカッスルMFブルーノ・ギマランイスが膝スライディングを見せていたが、そろそろ別のセレブレーションを考えたらどうかと語るのは理学療法士のマーク・レザー氏だ。

英『Daily Mail』によると、レザー氏は試合とは関係のないところでリスクを負うべきではないとコメントし、余計な怪我に繋がるのではないかと危惧している。

「それはリスクだ。不必要なね。芝の表面がピッチ全体で均一であるかは保証できない。例えば下の土壌と芝が少し硬い場合、膝に深刻な怪我を引き起こす可能性がある。あの動きは膝にとって良いものではない。深刻な怪我に繋がる可能性があり、プロの世界ではそれが痛い代償となるかもしれない。あれ以外のセレブレーションを考えてみてはどうだろう?」

盛り上がるサッカー界定番のセレブレーションではあるが、同メディアもいつから誰が本格的にやり始めたのだろうかと人気の理由に疑問を抱いている。怪我に繋がるリスクがあるならば、何か別のアイディアを取り入れてもいいかもしれない。

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