ハフェルツの“FW起用”がフィットでアーセナルの補強戦略が変わる? 大物センターフォワードの獲得は不要になったのか

後半戦はハフェルツが大活躍 photo/Getty Images

ハフェルツとチームメイトの連携も合ってきた

アーセナルには本格派センターフォワードが必要なのではないか。これは今季常に議論されてきたことだ。

前半戦ではFWガブリエウ・ジェズスが最前線の役割を担ってきたが、ジェズス1枚では物足りない。噂されてきたナポリのヴィクター・オシムヘン、スポルティングCPで売り出し中のヴィクトル・ギェケレシュ、ブレントフォードのイヴァン・トニーなど、新FW獲得を願っていたサポーターも少なくないだろう。

しかし、年明けからはカイ・ハフェルツが最前線にフィット。自らも得点を奪っていることに加え、自由にポジションを動かしながらブカヨ・サカ、ガブリエウ・マルティネッリらにスペースを与えている。これは偽9番の役割をこなせるハフェルツならではの動きと言ってもいいだろう。

英『Daily Mirror』はハフェルツの活躍から、今夏にアーセナルが大物センターフォワード獲得へ大金を費やす可能性は少なくなったのではと見ている。センターフォワードにはハフェルツ、ジェズスのバックアッパーとなる選手を安価で引き抜く程度に済ませ、サカ、マルティネッリの負担を軽減できるウイングの獲得に資金を回した方がいいのではないかとの見方だ。

ハフェルツのフィットは非常にポジティブで、アーセナルの補強戦略を変え得るものだ。今の活躍を考えれば、ハフェルツが最前線1番手で問題ないと考えるサポーターは多いはずだ。

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