現役時代は週給約950万円も…… 元マンUのスターが引退後数年で破産してしまったワケ

マンUで10年以上もプレイしたブラウン氏 photo/Getty Images

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不適切な不動産投資

昨年破産したことが報じられた元マンチェスター・ユナイテッドDFウェズ・ブラウン氏が、その苦悩について口を開いた。

現役時代にはマンUで10年以上もプレイし、2度の欧州制覇や9度のリーグ優勝を経験するなど数々のタイトルを手にしてきたブラウン氏。2007-08シーズンのCL決勝でチェルシーを相手に、ピンポイントクロスからクリスティアーノ・ロナウドの先制点をアシストしたのも記憶に新しい。

そんな彼の現役時代の給与は週給5万ポンド(約950万円)にも及ぶとされていたが、引退からわずか数年でそれらを失うどころか借金を背負うまでに至ってしまったというのだから驚きだ。英『Daily Mail』によると、原因は会社の倒産や不適切な不動産投資など様々。実際、ブラウン氏はインタビューで次のように振り返った。
「大事なことは、たくさんお金を稼いでいるときに適切な人材がそばに必要となることだ。それが私に欠けていたものの一つだと思う。長い話になるので詳細には触れないが、特定の投資などに若いころから夢中になっていた。多くの人々が行っていることだと思うけど、それに関して本当に理解していなかった。そして、昨年それがピークを迎えてしまった」

また、自分より何倍も稼ぐチームメイトのライフスタイルに合わせようとしていたことも、その原因の一つになってしまったのではないかと噂されている。巨万の富を得ても、やはりある程度の金銭感覚を保つことは重要かもしれない。

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