「ケインは最悪のタイミングでバイエルンに加入した」 レヴァークーゼンに“16ポイント差”もつけられる屈辱のシーズンに

今季よりバイエルンでプレイするケイン photo/Getty Images

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今季も無冠の可能性が

ブンデスリーガ制覇を決めたレヴァークーゼンと、2位バイエルンの間についた勝ち点差は16ポイント。まさかここまで差がつくと考えていた人はいないだろう。

英『BBC』がスポットを当てたのは、昨夏にトッテナムからバイエルン入りしたFWハリー・ケインだ。

ケインはトッテナム、イングランド代表の両方でタイトルに恵まれず、チャンピオンズリーグ準優勝、EURO2020準優勝など、後一歩のところで涙を呑んできた。その流れもドイツの絶対王者バイエルン移籍で終わるかと思われたが、今季はレヴァークーゼンが強すぎた。
同メディアは、最悪なタイミングでバイエルンに入ってしまったと今季のケインを振り返る。

「残念なことに、ケインは最悪のタイミングでバイエルンに加入した。クラブには高給取りの優秀なタレントが揃っているものの、指揮官トーマス・トゥヘルは上手く機能させられず、一部の選手たちとは良い関係を築くことができなかった。結局は今季限りで袂を分かつという決断に至り、ケインはまた新監督の下で頂点の座を取り戻す戦いに臨むことになる」

バイエルンはユリアン・ナーゲルスマンの解任、トゥヘルの招聘の流れが上手く機能せず、混乱の続くシーズンとなっている。まだCLの戦いが残っているため、ケインとバイエルンが無冠で今季を終えるかは分からない。しかし、ブンデスリーガ制覇を逃したショックは大きい。

レヴァークーゼンはシャビ・アロンソ体制が継続される見込みで、来季も安定した強さを誇ると予想される。バイエルンとケインにとって楽な戦いにはならないだろう。

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