2試合連続ゴールのフライブルクMF堂安を指揮官&独紙称賛「先発から外すことなど考えられない」

ダルムシュタット戦での堂安律 photo/Getty Images

シーズン終盤に調子上向き

フライブルク所属の日本代表MF堂安律が好調を維持している。同選手は、14日(現地時間)に行われたブンデスリーガ第29節ダルムシュタット戦に先発し、36分にゴールを決めてチームを勝利に導いた。

0-0で迎えた36分、堂安は敵陣右サイドでボールを持つと、ミヒャエル・グレゴリッチとのパス交換から左足でゴール左隅に流し込み、自身の今季公式戦7ゴール目をマーク。結局このゴールが決勝点となり、来季のUEFAカンファレンスリーグ出場権を争っているフライブルクが貴重な勝ち点3を獲得した。

1月に行われたカタールでのアジアカップから戻った堂安は、ここまでチームの公式戦全試合に出場。ドイツ紙『Bild』は、ダルムシュタット戦後の採点で堂安に6段階評価(1が最高、6が最低)でチーム最高の評価点2を与えるとともに、フライブルクにおける同選手の存在感の大きさについて触れている。

「ドウアンは2022年の夏にPSVアイントホーフェンからフライブルクにやって来て、それ以来公式戦82試合に出場して14ゴールを決めている。現在、彼を先発メンバーから外すことなどもはや考えられない」

また、フライブルクのクリスティアン・シュトライヒ監督も、ダルムシュタット戦後の記者会見で堂安の成長とチームへの貢献について称賛した。

「彼は守備の面で以前よりも存在感が増していて、それが攻撃の時のプレイにも良い影響を与えている。ボールから離れた場所にいてもしっかりと集中している。彼は最近のアウェイゲーム2試合で2ゴールを決めているが、それは彼の頑張りに対するご褒美のようなものだよ」

「彼はとても優秀なフットボーラーだ。運動量も豊富で、ターンする瞬間の動きはスーパーだ。彼は小さいけれど力強さがある。チームのために献身的に働くし、私は彼の成長にとても満足している」

フライブルクの次戦は、21日に予定されているブンデスリーガ第39節マインツ戦。ダルムシュタット戦に続いての連勝を狙うフライブルクにとっては、堂安の活躍がカギとなりそうだ。

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