逆転を許す痛恨のPK献上 カンセロの “不用意”なタックルに元イングランド代表が苦言 「パニック状態に陥った経験の浅い若手選手のタックル」

現在はバルセロナへレンタル中 photo/Getty Images

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PSGに逆転負け

CLラウンド8・2ndレグでパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦したバルセロナ。アウェイで行われた1stレグは3-2で勝利を飾り、アドバンテージのある中で迎えたホームでの試合だった。

12分にハフィーニャが先制ゴールを奪い、幸先のいいスタートを切ったバルセロナだったが、29分にロナルド・アラウホが決定機阻止で一発退場となってしまった。早い段階で数的不利になったバルセロナはここから一気に崩れ、PSGに4ゴールを奪われてしまう。2戦合計スコアで4-6となり、PSGに大逆転されたバルセロナはベスト8で姿を消すこととなってしまった。

アラウホの退場がこの試合の勝敗を分ける大きな要因となったが、元イングランド代表リオ・ファーディナンド氏とピーター・クラウチ氏が苦言を呈しているのは61分のバルサDFジョアン・カンセロのプレイだ。ウスマヌ・デンベレとPA内でマッチアップしたカンセロは不用意なタックルでPKを献上してしまったのだ。
このプレイについて『TNT Sports』にてファーディナンド氏は「バカバカしい」とコメントし、このように続けている。

「ウインガーはゴールから離れており、そこに飛び込む必要はない。それはとても世間知らずで、まるでパニック状態に陥った経験の浅い若手選手のタックルのようだ。彼は状況をコントロールしていたから、その必要はない。自分がピッチのどこにいるのか知らなければならない」

クラウチ氏もカンセロのタックルについて「信じられなかったよ」とコメントしており、ファーディナンド氏同様に無理にタックルをしに行く場面ではなかったと振り返った。バルセロナは1人少ない状況だったため、このPKがなくても厳しい結果になったかもしれないが、カンセロのこのタックルは不用意だったか。


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