「ルカとの瞬間を楽しまないと」 今夏のEURO2024でクロアチアは“モドリッチ世代”に区切りか

近年のメジャートーナメントで結果を出しているクロアチア代表 photo/Getty Images

この世代最後の戦いとなる可能性

2018年のワールドカップ・ロシア大会では準優勝、2022年のカタール大会では3位と大きく躍進したクロアチア代表。その中心には、常にレアル・マドリードMFルカ・モドリッチがいた。

そのモドリッチも38歳だ。現在もクロアチア代表に選ばれ続けているが、今夏のEURO2024が同代表にとって1つの区切りとなるだろう。

英『The Sun』によると、若きクロアチア代表のディフェンスリーダーであるマンチェスター・シティ所属のヨシュコ・グヴァルディオルもEUROがモドリッチと戦える最後になるかもしれないと語る。

「彼のクオリティについては誰もが知っている。同時に彼は優れた人間でもあり、ピッチ上のリーダーだ。これが彼にとって最後のEURO、そして代表での最後となるかもしれない。彼とプレイし、ドレッシングルームを共有する機会が得られていることを本当に嬉しく思う。ルカとの瞬間を楽しまないといけないよ」

グヴァルディオルはまだ22歳と若い選手だが、すでにワールドクラスと呼ぶべき実力者だ。これからのクロアチア代表を引っ張っていく選手で、モドリッチに代わるリーダーの1人となっていくはず。

今季のモドリッチはレアルでも出番が限られているところがあるが、グヴァルディオルの言葉通りクオリティに疑問はない。今夏のEUROでも渋いパフォーマンスを見せてくれるはずで、この世代にとってのラストダンスだ。

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