来季、レアルの元監督がバルサに就任!? リバウド氏が禁断の契約を後押し

現在フリーのモウリーニョ氏 photo/Getty Images

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欧州で数々のタイトルを獲得

元バルセロナでブラジル代表としてW杯を制覇した経験も持つレジェンド、リバウド氏が英ブックメーカー『Betfair』のコラム内でバルサの次期監督候補にジョゼ・モウリーニョ氏の名を挙げた。

このスペインのビッグクラブは、シャビ・エルナンデス監督が今シーズン終了とともに退任する意向を持っていることから、後任への関心が高まっている。会長のジョアン・ラポルタ氏が彼にチームに残ることを説得しているとも言われているが、どうなるかはまだわからない。

この古巣の現状を受けて、リバウド氏は自身のコラムの中で、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督のバルセロナ復帰待望論がごく一部で持ち上がっていることに関して「グアルディオラがすぐにバルセロナに加わるとは思わない。唯一の現実的なチャンスは、彼が家に戻って家族生活をもっと楽しみたい時だろう」と言及した。そして、それよりも「モウリーニョ氏の就任の可能性の方が高い」と述べ、「それがバルセロナにとって素晴らしい契約になる」とまで語った。
リバウド氏はその理由を「彼はスペインリーグ、チャンピオンズリーグを知っており、豊富な経験を持っている。これまで勝ちを収め続けてきた名将だ」とその実績を強調。事実、ポルトを指揮し、2003-04シーズンCLを制覇して名を挙げてから、チェルシー、インテル、レアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム・ホットスパー、ローマと強豪クラブにいくつもの勝利を与えてきた。

しかし元レアルの監督だったことから、熱狂的なファンの間では拒否反応が出ることは予測される。リバウド氏は最後に「ライバルチームでプレイしたり監督したりした選手やコーチを受け入れないファンがたくさんいる。しかしジョゼ・モウリーニョはすでにサー・ボビー・ロブソンとともにバルセロナに在籍しており、彼は素晴らしい人物だ」とその批判が正当性を持たないこと、またバルセロナにとってこの選択がマイナスではないことを示唆した。

果たして来シーズン、モウリーニョ氏がバルセロナを指揮する姿が見られるだろうか。動向に注目したい。

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