リヴァプールFW陣よ、ゴール前で冷静になれ 決定機外す後輩たちへオーウェン氏がアドバイス「フィニッシュはひどいものだ」

4月は結果が出ていないリヴァプール photo/Getty Images

続きを見る

決定機を外すシーンが目立つ

リヴァプールにとって4月は苦しい1ヶ月となってしまった。リーグ戦ではクリスタル・パレスに0-1と敗れ、ヨーロッパリーグではアタランタに敗北。しかもホームでの1stレグで0-3と、あまりにショックが大きい負け方だ。

守備にも課題はあるかもしれないが、それ以上に目立つのが決定機を外すシーンだ。枠に飛ばなかったり、相手GKにぶつけてしまったり、各国代表クラスのアタッカーを揃えるリヴァプールらしくない光景と言える。

もっと冷静になれとアドバイスするのは、リヴァプールOBのマイケル・オーウェン氏だ。イングランド代表でも活躍したオーウェン氏は超一流のストライカーであり、現役時代はゴール前での素早い動き出しから多くの印象的なゴールを決めてきた。そんなレジェンドも古巣の現状に満足していないようで、アタッカー陣へメッセージを送っている。
「フィニッシュはひどいものだね。パレス戦でもそうだった。ゴール前での自信なのか、それともプレイの選択が間違っているのか、おそらくその両方だろう。フィニッシュの場面では冷静にならないと。他のポジションの選手は興奮してしまうかもしれないけど、センターフォワードにそれは許されない。冷静に、鋼のようにならないと。すべてをシャットアウトして、『ここで何をしなければならないのか?』と考えないとね」

「パニックにならずに、全力でシュートすることだ。それがサポーターのために彼らがすべきことだ。センターフォワードの選手には高額な移籍金が支払われているけど、それは最もプレッシャーがかかる場面で成果を上げる必要があるからだよ。だけどリヴァプールにとって残念なことに、彼らはゴール前でパニックに陥ることが多い」

現在のリヴァプールにはダルウィン・ヌニェス、モハメド・サラー、ルイス・ディアス、ディオゴ・ジョタら一流のアタッカーが揃っているが、ここ最近は結果を残せていない。今節は格下のフラムとの対戦だが、まずはゴール前で冷静になることだ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ