アストン・ヴィラがクラブ記録に迫るプレミアリーグ20勝達成 CL出場に向けた快進撃はどこまで続くのか

ボーンマス戦で逆転勝利を収めたアストン・ヴィラ photo/Getty Images

1995-96シーズン以来の4位死守なるか

プレミアリーグは現在、マンチェスター・シティ、アーセナル、リヴァプールによる三つ巴のタイトル争いが話題の中心となっているが、もう一つ注目されているポイントがあるとすればアストン・ヴィラとトッテナム・ホットスパーによるCL圏内の4位争いだろう。

アストン・ヴィラはプレミアリーグ34節のボーンマス戦でPKによる先制点を許しながらも逆転に成功し、3-1で勝利を収めた。この勝利により、アストン・ヴィラはプレミアリーグの創立シーズンにあたる1992-93シーズン(21勝)以来の20勝到達となった。

ボーンマスとの試合後、監督のウナイ・エメリは『Sky Sports』に対し、「私たちの仕事ぶりを誇りに思うし、サポーターを誇りに思う」と語った。

「我々のようなモチベーションで試合をする雰囲気は素晴らしかった」

「プレミアリーグは来季のチャンピオンズリーグ出場権の5つ目の枠を失った。今は(CL出場圏内の)4位以内を獲得するための仕事と挑戦がより難しくなっている。(アストン・ヴィラは)2試合多く試合を残しているトッテナムと4位を争うことになる。とても難しくなるだろうが、この挑戦を受け入れなければならない」

アストン・ヴィラはプレミアリーグの全日程38試合のうち34試合を消化して勝点66、トッテナムは32試合消化して勝点60となっている。その中でアストン・ヴィラは残り4試合でチェルシーやブライトン、そしてリヴァプールといった難敵との対戦を残しており、5位のトッテナムの追撃を躱すのは難しい挑戦となるだろう。それでも今季のアストン・ヴィラは第33節でアーセナルを2-0で下したように、4位を死守するだけの確かな実力が備わっていることは疑いようもない事実である。アストン・ヴィラが残り試合の難敵達を相手にどのような戦いぶりを見せるのか目が離せない。


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