バイエルンがデイビス移籍に備えてレアルのDFメンディ獲得を検討か

レアル・マドリードのフェルランド・メンディ photo/Getty Images

移籍先候補から代役獲得?

バイエルン・ミュンヘンがレアル・マドリードのDFフェルランド・メンディの獲得に興味を示しているようだ。フランス紙『L'Équipe』が伝えている。

バイエルンでは、DFアルフォンソ・デイビスが今季限りで退団することが有力視されている。圧倒的なスピードが武器のこの左サイドバックは、2025年6月末でバイエルンとの契約が満了となる。バイエルンは契約延長のオファーを提示しているが同選手はそれに応じていない。

デイビスに対しては、レアルがかねてから有力な移籍先候補として挙がっていた。そのレアルからデイビスと同じ左サイドバックのポジションを主戦場にしているメンディを代役として獲得したいというのがバイエルンの狙いのようだと同紙は報じている。

もっとも、レアルが簡単にメンディを放出する可能性は低いだろう。今季ここまでラ・リーガで19試合に先発出場している同選手に対して、カルロ・アンチェロッティ監督は絶大な信頼を寄せているからだ。

「守備の面では、彼は世界最高の左サイドバック。何でもできるし、1対1のデュエルではとても強い。数的不利な1対2の状況でも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれる」(ドイツ紙『Bild』より)

ドイツ紙『Bild』は、バイエルンとレアルとの間でデイビスとメンディの交換トレードが成立する可能性は低く、バイエルンがレアルに移籍金を支払う通常の形で獲得をめざすことになるだろうと伝えている。

UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝で対戦することが決まっている両クラブの間では、選手獲得の面で既に駆け引きが始まっているのかもしれない。

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