「これでリヴァプールは終わった」「サラーは彼自身の影のよう」キャラガーも敗北宣言、リヴァプールの夢はもう終わりか

敗戦直後、うかない表情のマクアリスター(左) photo/Getty Images

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ライバル相手に痛恨の黒星

プレミアリーグ第29節延期分、エヴァートンとリヴァプールの一戦は2-0でエヴァートンの勝利に終わった。

マージーサイドダービーという以上に、リヴァプールが優勝戦線に残れるのかという点に注目が集まったこの試合。しかしレッズは前半にフリーキックからジャラッド・ブランスウェイトに得点を許すと、後半にコーナーキックからカルバート・ルーウィンの打点の高いヘディングを浴び、痛い黒星を喫した。

『sky sports』で解説を務めた元リヴァプールのDFジェイミー・キャラガー氏は、これでリヴァプールのタイトル争いは終わったと語った。
「これでリヴァプールのタイトル争いは終わりだ。ほとんど終わりのような気がする。彼らは、残りのシーズンを力強く終えなければならない。それだけだ」

「試合開始時に十分なチャンスがあったが、客観的にみて両方のボックス内で十分ではなかった」

リーグ戦ではマンチェスター・ユナイテッドに引き分け、クリスタル・パレスに敗れた。ヨーロッパリーグのアタランタ戦にも敗れるなど、リヴァプールはここ数試合で急ブレーキがかかってしまった。その一因は、エースのモハメド・サラーにあると同氏はみているようだ。

「モー・サラーはケガのあと、自分自身の影のようになってしまった。彼はリヴァプールの伝説であり、スーパースターであり、史上最高の一人だが、(今は)そこから遠い存在だ」

一時はヨーロッパリーグも含め、4冠も期待されたリヴァプール。ユルゲン・クロップの最終年は、カラバオカップのみの獲得で終わってしまう可能性が高くなった。暫定首位のアーセナルとは勝ち点差「3」。試合はあと4つ。リヴァプールのリーグタイトルの夢はこのまま潰えてしまうのか。


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