エヴァートン戦敗因の1つはファールを与えすぎた? リヴァプールOBが語るグディソン・パークでの “2つのルール”

悔しい敗戦を許したリヴァプール photo/Getty Images

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2点ともセットプレイから

延期分のプレミアリーグ第29節でエヴァートンと対戦したリヴァプール。ユルゲン・クロップ最後のマージーサイドダービーとなったが、0-2で敗戦。三つ巴のタイトルレースでも厳しい位置に立たされる結果となってしまった。

リヴァプールのOBであり、レジェンドのジェイミー・キャラガー氏は、ハーフタイムに英『Sky Sports』にて、「リヴァプールは何度フリーキックを与えたか?」と話しており、エヴァートンの先制点にも繋がったセットプレイを警戒すべきだと語っていたようだ。

「エヴァートンは素晴らしい。確かにセットプレイでは、ことごとく得点しているように見えた。リヴァプールは自陣でファウルを与えた回数が多いし、コナテは何をしているんだ?彼は自分がどこにいるのかわからない。ただ足を出しているだけだ。しかし、エヴァートンは間違いなく先制に値し、セットプレイからゴールを奪うに値した」
さらに同氏はこの試合の先制ゴールに絡んでしまったDFイブラヒマ・コナテに対しても厳しい評価を下している。また2失点目もCKから許しており、セットプレイというエヴァートンの得意な形から失点をしてしまう試合となってしまった。

そして現役時代にエヴァートンとのマージーサイドダービーを経験してきたキャラガー氏はアウェイのダービーでの2つのルールについて語った。

「この試合のことは忘れて、リヴァプールの選手としてグディソンに来たら、必ずやる2つのルールがある。くだらないファウルを与えて観客を沸かせないこと、そして素早くボールを動かしてタックルをさせないことだ」

エヴァートンのセットプレイは得点になったシーン以外でもチャンスとなっており、相手陣内でのFKやCKは得点の匂いを感じさせた。GKジョーダン・ピックフォードのビッグセーブもあったが、エヴァートンが狙いとするセットプレイに繋がるファールを多く与えてしまったこともこの試合のリヴァプールの敗因の1つであるかもしれない。

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