バイエルンの本命はラルフ・ラングニック? 過去2度オファー提示した¨ゲーゲンプレスの鬼¨がトゥヘルの後任か

オーストリア代表のラルフ・ラングニック監督 photo/Getty Images

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新監督探しに進展

オーストリア代表のラルフ・ラングニック監督に対してバイエルン・ミュンヘンが監督就任のオファーを提示し、同監督はこの件について熟慮しているとオーストリア代表関係者が明かした。ドイツ紙『Bild』が伝えている。

今年2月にトーマス・トゥヘル監督の今季限りでの退任が発表されて以降、レヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督やドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督、さらにはジネディーヌ・ジダン氏など様々な人物の名前が後任候補として挙がっていた。

そうした中、バイエルンは2017年にスポーツディレクター、2019年に監督のオファーを提示していたラングニック監督の招聘に再びチェレンジするようだ。
バイエルンから接触があったことをラングニック監督から明かされたというシェッテル氏は、近日中にこの件について結論が出るだろうと予想し、さらに同監督の残留を望んでいると『Bild』の取材に対してコメントしている。

「全ての当事者にとって重要なのは、近いうちに決定が下されるということ。今後1,2週間以内に処理されるべきだ。私は、彼が我々のことを思って決断してくれること、これから数年間はオーストリア代表で指揮を執り続けてくれることを願っている。我々は彼の提案を実現するために力を注いでいるし、彼も素晴らしい組織を築いてくれた」

1958年6月生まれで現在65歳のラングニック監督は、これまでホッフェンハイムやライプツィヒなどで監督を歴任。ボールを失った後に即時奪回を狙う『ゲーゲンプレス』を軸に据えたチーム作りが特徴の指揮官で、攻守の切り替えの早いアップテンポな試合展開を得意としている。

オーストリアサッカー協会と2026年まで契約を残しているラングニック監督だが、果たしてバイエルンからの3度目のオファーに対してどのような決断を下すのだろうか。

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