バルセロナ、シャビ監督退任撤回で一転残留へ

契約は2025年6月まで

バルセロナのシャビ・エルナンデス監督が、発表していた今シーズン限りでの退任を撤回したようだ。スペイン『MARCA』が伝えている。

昨季はラ・リーガで4季ぶりに優勝したバルセロナだが、昨季のようなパフォーマンスを発揮できないチーム状況が続いた1月に、シャビ監督は退任を発表した。しかし、退任発表後リーグ戦で11試合無敗やチャンピオンズリーグで4季ぶりの準々決勝進出などチームは復調。現在リーグでは2位につけ、残り6試合で首位レアル・マドリードとの勝ち点差は11となっている。

状況が変わったのは24日、同クラブのジョアン・ラポルタ会長の自宅でミーティングが行われた後だ。ラポルタ会長から残留の説得を受けたシャビ監督は、監督を続けるいくつかの条件を提示し、それが受け入れられたことで、発表していた退任を撤回したという。

財政難など問題を抱えるバルセロナだが、ひとまず直近の監督問題に終止符が打たれることになった。ちなみに、シャビ監督との契約は2025年の6月までとなっている。

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