ブライトンに完勝果たすも油断なし マンC指揮官ペップは三つ巴のタイトルレースに「誰も安全ではない」

マンCの指揮官ペップ photo/Getty Images

1試合少ない中で2位に

延期分となっていたプレミアリーグ第29節でブライトンと対戦したマンチェスター・シティ。

アウェイでの一戦となったが、17分にケビン・デ・ブライネのゴールで先制すると、ここからフィル・フォーデンの2ゴールもあり、4-0の大勝を飾った。文句のつけようのない勝利を飾ったシティだが、指揮官のペップ・グアルディオラは三つ巴のタイトルレースは最後まで何が起こるかわからないと語り気を引き締めている。

「多くのことが起こる可能性がある。クリスタル・パレス戦とエヴァートン戦でリヴァプールに起こったことは、我々にも起こりうる。アーセナルにも起こり得る。誰も安全ではない。だから落ち着いて、今日の勝利を喜ぼう。選手はまだそこにいる。今はリカバリーして次を考えるだけだ」

「私たちは過去にもここに来たが、それは私たちがここにいたという事実だけで、それが実現することを意味するものではない。私たちはそれを実現させるための行動をしなければならない」(英『Sky Sports』より)

リヴァプールは直近3試合のリーグ戦で2敗を許し、タイトルレースから一歩後退する形になったが、ペップはシティにもアーセナルにも起こりうることだと語った。また以前にもタイトルレースをしてきたことは今回の三つ巴のレースを制することとは関係ないとも語っており、週末に控えるノッティンガム・フォレストとの対戦に集中する必要があると考えている。

シーズンも終盤に突入し、優勝争いも注目だが、残留争いもここから激しさを増す。そのため降格圏内付近にいるチームとの対戦は一層気を引き締める必要がある。現在首位に立つのは勝ち点77のアーセナルでそれを勝ち点差1で追うのがシティだ。とにかく勝利を重ねていく必要のある3チームだが、三つ巴のタイトルレースはまだまだ波乱が起きるかもしれない。


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