本来のデ・ブライネが戻ってきた? マンCのキングがシーズン終盤にエンジン全開に 「ただ前進し続けなければならない」

調子を上げてきたデ・ブライネ photo/Getty Images

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パフォーマンスが上がってきた

マンチェスター・シティの王様、ケビン・デ・ブライネのパフォーマンスはここ数試合上がってきている。

今シーズンは開幕戦で負傷し、シーズンの半分ほどを欠場する形になったデ・ブライネ。復帰後すぐにらしさ溢れるプレイでチームを引っ張ってきたが、ここ数試合は本来のプレイを取り戻しつつある。

敗戦してしまったもののCLラウンド8・2ndレグのレアル・マドリード戦ではゴールを奪う以外にも相手の脅威となり続け、FAカップ準決勝のチェルシー戦でもDFが反応できないスルーパスや決勝点となったベルナルド・シウバのゴールもデ・ブライネのクロスから生まれている。そしてブライトン戦でもゴールをマークしたデ・ブライネ。決定的な仕事はもちろん、同選手の武器である推進力のあるドリブルも多く見られた試合だった。
2つのタイトルを追いかけるシティにとって、終盤にデ・ブライネがベストフォームを取り戻しつつあるのは嬉しい限りだ。そんなデ・ブライネは三つ巴の優勝争いを制するためには「自分たちの仕事をする必要がある」と英『Sky Sports』にて意気込みを語った。

「私は明らかに自分のチームを信頼しているし、アーセナルとリヴァプールには敬意を払っている。なぜなら彼らは素晴らしいからだ。リヴァプールは勝ち点を落としたが、アーセナルはやるべきことをやっているので、我々も自分たちの仕事をする必要がある。それは、(日曜の)ノッティンガム・フォレスト戦でいいパフォーマンスをして、その試合に勝てるように努力することだ。我々はただ前進し続けなければならない。先走らず、最高のパフォーマンスを発揮できるよう謙虚さを保つだけだ」

デ・ブライネは怪我で長期間離脱していたにも関わらず、ここまで公式戦20試合に出場し6ゴール14アシストをマーク。1試合に1回ペースでゴールに関与するという素晴らしい活躍を見せている。FAカップ連覇、前人未到のプレミア4連覇を達成するためにはデ・ブライネの活躍が必要不可欠となる。


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