プレミアリーグ18戦無敗中 14勝4分とエンジン全開のマンCはシーズン終盤の“いつものモード”に入ったのか

勢いが増してきたマンC photo/Getty Images

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12月のアストン・ヴィラ戦が最後

延期となっていたプレミアリーグ第29節でブライトンと対戦したマンチェスター・シティ。

指揮官ペップ・グアルディオラは試合前に「今シーズンの厳しい戦いの1つになる」と語っていたが、ケビン・デ・ブライネの先制ゴールを皮切りに4ゴールの大勝を飾った。タイトなスケジュールの中での試合ではあったが、選手らのパフォーマンスレベルも高く、内容でも圧倒した試合だった。

今シーズンのプレミアリーグタイトル争いはリヴァプールとアーセナルの3チームによって争われており、例年にはないほど熾烈なレースとなっている。そんななか、シーズン終盤に勢いが増してきているのが、シティだ。
ブライトンに勝利したことで、シティはプレミアリーグ18戦無敗を継続中だ。14勝4分と圧巻の成績を残しており、最後に負けたのは12月のアストン・ヴィラ戦(0-1)まで遡る。ここ6年で5回のリーグ優勝を誇るシティはシーズン終盤の強さが要因の1つであったが、今シーズンも例の如くシーズン終盤に強さを発揮している。

シーズン前半こそ勝ち点を落とすことも多く、今シーズンのシティは優勝候補ではないという声も挙がっていたが、徐々に勢いを取り戻し再び優勝争いに戻ってきた。現在は勝ち点77のアーセナルが首位に立っており、2位のシティは勝ち点76となっている。しかしシティは1試合少ない状況であり、未消化分の試合に勝利すれば勝ち点を79まで伸ばすことができ、首位に立つことができる。

三つ巴のタイトルレースになっているが、シティは自力で優勝できる位置におり、3チームの中では有利であると考えられている。しかしシティは残りの5試合の中に苦手なアウェイのトッテナムとの試合を控えており、まだ勝ち点を落とす可能性も十分に考えられる。

前人未到のプレミアリーグ4連覇に向けて、終盤に強さを発揮するいつものモードに入ったシティをアーセナルとリヴァプールは止めることができるのか、注目だ。

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