リヴァプールのサラーとクロップ監督、ピッチ上で口論か? プレミアリーグで首位争いをするチームに火種

言い争うサラーとクロップ監督

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79分にサラーは途中出場

27日、リヴァプールはプレミアリーグ第35節でウェストハムとアウェイで対戦し、2-2で引き分けた。2試合消化の少ない2位マンチェスター・シティとは1ポイント差、1試合消化の少ない首位アーセナルとは2ポイント差となった。この結果により、同リーグのタイトル争いからは、リヴァプールは後退したと言わざるを得ないだろう。

そんなリヴァプールの指揮官ユルゲン・クロップ監督とエースFWモハメド・サラーがピッチ上で衝突したと、英『BBC』が伝えている。

サラーが途中投入される79分に2人が言い合う姿が目撃された。クロップ監督の一言に不満を感じたサラーが、何か言い返したようだ。同選手の怒りは相当なもので、仲裁しようとしたチームメイトのダルウィン・ヌニェスとジョー・ゴメスを追い払うほどだった。
クロップ監督は試合後取材で「そのことについてドレッシングルームで話し合ったし、もう終わった」とコメント。

一方のサラーは試合後「私が話したら火事になるだろう」と話し、この件に関して具体的にコメントすることを避けた。

チームにとって絶対的な存在だったサラーが、勝ち点を落とせない大事なゲームで怪我などの理由もなく途中出場となるのはフラストレーションの溜まる起用方法だっただろう。しかし、チームの監督とエースが衝突する姿は、試合を共に戦うチームメイトにとっても、スタジアムで応援するファンにとっても目にしたくないシーンであることは間違いない。

「この件は終わった」と話したクロップ監督の言葉通り、両者は残りの試合もしこりなく戦ってほしい。

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