スパーズのハイラインとの相性は抜群? アーセナルが生かすべきはマルティネッリのスピードか

アーセナルを勝利に導く活躍を見せられるか photo/Getty Images

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今節の注目カードであるトッテナム対アーセナルのノースロンドンダービー。プレミアタイトルを狙うアーセナルとCL出場圏内でのフィニッシュを狙うトッテナムとの一戦は激戦が予想されている。

リヴァプールが今節引き分けたため、アーセナルとしてはこのダービーを制してマンチェスター・シティにプレッシャーをかけたい試合となる。そんななか、元アーセナルのマーティン・キーオン氏はガブリエウ・マルティネッリがこの試合では不可欠になると、考えている。

「トッテナムがこの試合に向けて戦術を変える可能性は非常に低い。9人になっても守備より攻撃を優先するチームだ!アンジェ・ポステコグルー監督の哲学は選手をピッチに押し上げることで、必然的にディフェンスラインが高くなる」

「トッテナムは前節、ニューカッスルの電光石火のようなスピードのフォワードによってそれを打ち砕かれた。それを考えれば、アルテタはガブリエウ・マルティネッリを約2カ月ぶりのプレミアリーグ先発に抜擢するかもしれない。彼のペースは、右サイドのブカヨ・サカのスピードとともに左サイドで不可欠となるだろう。彼らはマルティン・ウーデゴーの背後へのパスを受け取ることができるだろう」(英『Daily Mail』より)

2週間ほど前にはなるが、トッテナムはプレミアリーグ第33節でニューカッスルと対戦しており、0-4の大敗を喫してしまった。この時にアンソニー・ゴードン、アレクサンデル・イサクといった2人に翻弄されたこともあり、キーオン氏はマルティネッリのスピードが生きてくると考えている。アーセナルホームで戦ったこのカードの対決は2-2で終わっているが、マルティネッリは怪我で出場できていない。

マルティネッリはCLラウンド8のバイエルン戦では2戦ともスタメンで出場しているものの、怪我の影響などもあり、プレミアリーグでは3月の頭のシェフィールド・ユナイテッド戦以降、スタメンを飾れていない。代わりに左ウイングを務めるレアンドロ・トロサールが好調なことも関係しているが、マルティネッリのスピードはこの試合の鍵の1つとなるかもしれない。

ここまでリーグ戦31試合に出場し、6ゴール4アシストを記録しているマルティネッリ。36試合で15ゴール5アシストを記録した昨シーズンほどのインパクトは残せていないが、タイトルレースで重要なノースロンドンダービーでチームを救う活躍を見せることができるだろうか。

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