マンUはB・フェルナンデスを中心にチーム作りをすべき? マタが古巣に進言 「今そこには偉大なリーダーがいる」

マンUのキャプテン、B・フェルナンデス photo/Getty Images

現キャプテンを絶賛

元マンチェスター・ユナイテッドのファン・マタは現キャプテンのブルーノ・フェルナンデスのことを称賛し、同選手を中心にチーム作りをしていくべきだと語った。

昨シーズン、リーグ戦3位、カラバオカップ優勝、FAカップ準優勝という記録を残したエリック・テン・ハーグ率いるユナイテッド。今シーズンはリーグ戦の優勝争いを期待されていたが、現在は6位に留まっている。FAカップは今シーズンも決勝に進出しており、タイトル獲得の可能性を残すが、なかなか思うようなシーズンを過ごせないでいる。

クラブの共同オーナーとなったジム・ラトクリフ氏を中心に今夏に大改革が予想されているユナイテッドだが、その新たなチームの中心を担うのはB・フェルナンデスであるべきだとマタは考えている。

「言えることは、私にとって今そこには偉大なリーダーがいるということだ。それがキャプテンのブルーノだ。若い選手たちには彼を尊敬するように言うべきだろう。彼がクラブにとってどれほど重要な存在であるかは、語り尽くせない。シェフィールド・ユナイテッド戦で2ゴールを決め、勝利に貢献したからだけではない」

「しかし、クラブでプレイしてきた数年間の彼の一貫性は信じられないほどだ。彼はトップレベルの選手だが、人間としても素晴らしい。だから私にとっては、クラブの文化は彼を中心に築かれるべきだ」(米『ESPN』より)

2020年にユナイテッドにやってきたB・フェルナンデスは今シーズによりキャプテンマークを巻いている。同選手の行動はしばしばキャプテンにふさわしくないと、批判されることもあるが、毎試合チームのために奔走している姿も見られる。

エースのマーカス・ラッシュフォードが不安定なシーズンを送る中、B・フェルナンデスはここまで公式戦45試合に出場し、15ゴール11アシストをマーク。リーグ戦だけでも10ゴール7アシストをマークしており、チームを引っ張る存在だ。

コビー・メイヌーやアレハンドロ・ガルナチョといったクラブの次世代を担う若手選手らが台頭してきているが、まだリーダーと呼べる存在がチームに必要だろう。ここ数年は批判も多いシーズンを送っているユナイテッドだが、名門復活に向けB・フェルナンデスこそ舵取り役を担うべきなのかもしれない。


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