バイエルンFWケインが打倒レアルに意欲 「状態の良さに自信がある」

バイエルンのハリー・ケイン photo/Getty Images

ブンデスでは今季35ゴール

27日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンはブンデスリーガ第31節でフランクフルトと対戦し、FWハリー・ケインが2ゴールを決める活躍を見せて2-1で勝利した。

既に11連覇中だったリーグタイトルをレヴァークーゼンに奪われるなど今季は周囲の期待通りの結果を収められていないバイエルンだが、ケインだけは孤軍奮闘している。フランクフルト戦での2ゴールでブンデスリーガでの得点数は35ゴールに到達。ロベルト・レヴァンドフスキ(現バルセロナ)が持つシーズン最多得点記録(41ゴール)まであと6ゴールに迫っている。

バイエルンは、30日にレアル・マドリードとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグに臨む。この試合でもケインの活躍がバイエルンにとって必要不可欠であることは間違いない。そして、そのことはケイン自身も自覚している。フランクフルト戦後、記者から「レアル戦でもゴールを決められますか?」という質問に対してケインは笑いながら以下のように語った。

「それは良い質問だね。2,3点取れることを願っているよ。フランクフルト戦のように正しいスペースにいれるかが大事になってくる。僕自身の状態の良さに自信があるし、期待に見合った結果を出せるといいね」(ドイツ紙『Bild』より)

また、トッテナム在籍時に2度対戦し、ともにノーゴールに抑えられているレアルの強さはケインも十分に理解している。

「タフな試合になると思う。僕らはアーセナル戦と同じくらいのレベルに達しないといけない。もしくはそれ以上のパフォーマンスが必要かもしれないね。レアルはファンタスティックなチームだし、この大会では素晴らしい実績を残している。だから難しい試合になると思うけど、僕らは自分達のことに集中する必要がある」

ケインは今季のチャンピオンズリーグでは10試合で7ゴールを決めていて、得点ランクではパリ・サンジェルマンのFWキリアン・ムバッペ(8ゴール)に次いで2位につけている。レアルとの準決勝2試合は、同選手にとって大会得点王と決勝進出の両方がかかる大一番となりそうだ。

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