ケインはバイエルンをCL決勝に導けるか 鍵となるのはハーランドをも “沈黙させた”リュディガーとのマッチアップ

今季こそタイトルを獲れるか photo/Getty Images

続きを見る

バイエルンはレアルと対戦

5月1日にレアル・マドリードとのCL準決勝を控えているバイエルン。1stレグはバイエルンのホームで行われ、先勝できるかどうかは決勝進出への大きなポイントとなっている。

前回王者マンチェスター・シティを破ったレアルとの試合で活躍が期待されるのがエースストライカーのハリー・ケインだ。今シーズンよりバイエルンでプレイするケインは、ここまで公式戦42試合で42ゴール13アシストをマーク。ブンデスリーガだけでも35ゴールをマークしており、新天地でも得点を量産している。

しかし、バイエルンはリーグ戦ではレヴァークーゼンに11年間守り抜いてきた王者の座を奪われてしまった。カップ戦も敗退しているため、残されたタイトルはCLのみだ。ケインはトッテナムでも輝かしい個人成績を残してきたが、主要タイトルの獲得はここまでない。バイエルンでもケインはタイトルを獲得できないのか、という声もあり、残されたCLでの戦いには多くの注目が集まっている。
そんななか、英『Daily Mail』はケインについて「ウェンブリーでのチャンピオンズリーグ決勝でシーズンを終えれば、1年目は成功だったことになる」と綴っており、迫る準決勝については「リュディガー対ケインが今回の決戦を決定付けるかもしれない」と伝えている。

レアルの守備の要であるアントニオ・リュディガーのことを同メディアは、ヨーロッパ最高のディフェンダーと称賛。バイエルンの勝利には同選手をケインが上回る必要があると考えている。リュディガーはラウンド8でシティと対戦した時に、2戦ともアーリング・ハーランドを完璧に抑えており、当然準決勝ではケインをマークしてくるだろう。

この2人のマッチアップは両チームの勝敗を分ける局面の1つとなることは間違いなく、この試合の注目ポイントだ。今シーズンもケインは主要タイトルを取れないまま終わるのか、それとも決勝進出を決め、望みを繋ぐのか。絶対に負けられないホームの1stレグでケインは得点できるのか、注目だ。


記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ