今夏にジェズスはアーセナル退団の可能性も? フィットネスとフィニッシュ精度の問題が関係か

アーセナルを今夏に退団する可能性も photo/Getty Images

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今季はリーグ戦4ゴール

アーセナルはブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスへの今夏のオファーに耳を傾けるつもりだという。英『The Athletic』が報じている。

2022年にマンチェスター・シティからアーセナルに移籍を果たしたジェズス。シティ時代に一緒に仕事をしていたミケル・アルテタの下で、昨シーズンは公式戦33試合に出場して11ゴール7アシストを記録した。アルテタも以前、ジェズスの加入は「私たちの世界を変えた」とコメントしており、同選手の加入における影響について称賛していた。

しかし今シーズンは、度重なる怪我での離脱もあり、リーグ戦は24試合の出場で4ゴール4アシストとなっている。さらに新加入のカイ・ハフェルツのCF起用がハマったこともあり、ジェズスは1番手ではなくなっている。同メディアは、ジェズスのフィットネスの状況とフィニッシュ精度の低さがアーセナル退団の可能性に大きく関係していると主張している。
今シーズン、リーグ戦35試合のうち8試合を怪我で欠場しているジェズス。膝の状態がよくなく、昨年8月には手術を受けており、今シーズンはコンディションをいい状態に保てていない。さらに同選手のCFのポジションで躍動しているハフェルツはここまでリーグ戦34試合に出場し12ゴール6アシストをマーク。上背がある同選手をワントップにおくことで、ロングボールの出口となるだけではなく、セットプレイでもより脅威的な存在となっている。

ハフェルツのCF起用が最近はハマっているため、アーセナルが今夏にストライカーを獲得する必要はないかもしれないという声もあるが、攻撃陣の強化を行うことは間違いないだろう。そのためエディ・エンケティアなど出場機会の限られている選手たちの去就が騒がれているが、オファー次第ではジェズスの退団も容認する可能性があるようだ。

チームに欠かせなかった昨シーズンとは一転して、今シーズンはフィットネスの問題やハフェルツの躍動でポジションを奪われたジェズス。今夏の去就に注目が集まる。

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