マンCのフォーデンがFWA年間最優秀選手賞を受賞 「チームメイトの助けなしには成し遂げられなかった」

全投票数の42%以上を獲得

今季、マンチェスター・シティでセンセーショナルなシーズンを送ったフィル・フォーデンは、イングランド国内のフットボール記者協会(FWA)の年間最優秀選手賞を受賞した。

フォーデンは800人以上のFWA会員が参加した名誉ある投票で、全投票数の42%以上を獲得し、チームメイトのロドリとアーセナルのデクラン・ライスを抑えて圧倒的なトップに立った。マンCの選手の中では昨年度のアーリング・ハーランドに続いて2年連続、また、2019年のラヒーム・スターリング、2021年のルベン・ディアスに続く受賞となった。

今季、プレミアリーグとFAカップの2冠を狙える位置につけているマンCで、フォーデンは現在までに全コンペティションで24ゴール、プレミアリーグだけで16ゴールといずれも自己ベストを更新しており、チームの中核を担っている。

受賞に際し、フォーデンはマンCのチームメイト、指揮官のグアルディオラやコーチングスタッフの助けとサポートがあったことを語った。

「FWAの年間最優秀選手賞に選ばれたことは、とても光栄なことだ。この賞をいただけてとても嬉しいが、チームメイトの助けなしには成し遂げられなかった」

「シティには特別な選手たちがいて、その一員であることを光栄に思う」

「チームメイトのみんな、ペップやコーチ陣のサポートやアドバイスに感謝したい。それはすべて、監督や同僚たちが常に改善し、より良くなろうとする姿勢のおかげだ。この場をお借りして、私に投票してくださった方々、そしてノミネートの仲間たちにもお礼を申し上げたい」

「この賞を受賞できたことを誇りに思う。今、私はシーズンを可能な限り力強く終え、シティがより多くのトロフィーを獲得する手助けをすることに集中している」

現在23歳という若さのフォーデンだが、これまですでにマンCにおいて、5度のプレミアリーグ優勝、4度のリーグカップ、2度のFAカップ、2度のコミュニティシールド、チャンピオンズリーグ、UEFAスーパーカップ、そしてFIFAクラブワールドカップの制覇に貢献してきた。

その実力はペップ・グアルディオラに「フォーデンにはゴールが脈々と流れており、フットボールの6速ギアを持っている」と言わしめ、ケビン・デ・ブライネからは「もう若手という感覚はない。彼はチームのスーパースターだ」と語らせるほどだ。

マンCのアカデミー出身で黄金期の象徴的存在となりつつあるフォーデンは、そのキャリアを通じてどれだけのタイトルを獲得するのか、非常に楽しみな存在と言えるだろう。


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