76-77シーズン以下の“史上最弱のユナイテッド”となるのか 81失点、13敗、そして待ち受ける初の8位以下フィニッシュ

C・パレス戦で崩れたマンU守備陣 photo/Getty Images

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守備陣が崩壊する

プレミアリーグ第36節でクリスタル・パレスと対戦したマンチェスター・ユナイテッド。

5位のトッテナムは今節負けたため、ユナイテッドとして勝利してEL出場権獲得のため勝ち点を縮めたかったが、0-4で大敗。順位もチェルシーに抜かれてしまい、8位に沈んでいる。

この4失点で全公式戦の失点数が81となってしまったユナイテッド。データサイト『Opta』によると、これは1976-77シーズンに記録した失点数と並び、史上最多の記録となったようだ。昨シーズンは堅い守備陣を形成していたユナイテッドだが、今季は他にも不名誉な記録を叩き出しているという。英『BBC』がいくつか伝えている。
ここまでプレミアリーグで13敗を記録している今季のユナイテッドだが、これはシーズン最多の敗北記録となったようだ。またこれまで7位以下でプレミアリーグのシーズンを終えたことがなく、その記録を更新する可能性があるとのこと。さらに昨シーズンの開幕以降、ユナイテッド(3試合)よりも多くプレミアリーグのアウェイゲームで4ゴール差以上の負けを喫したのはノッティンガム・フォレスト(5試合)だけとなっているようだ。そして現在、得失点差は-3となっており、1989-90シーズン以来、得失点差マイナスでシーズンを終えたことはないという。

プレミアリーグの試合はまだ3試合残っており、アーセナル、ニューカッスル、ブライトンと攻撃的なチームを残している。さらにFAカップの決勝も残っているため、1シーズンでの最多失点数は今シーズン、更新される可能性が高い。

今季は守備の要であるリサンドロ・マルティネスやルーク・ショーが怪我で離脱している期間が長いことも影響しているだろう。さらにラファエル・ヴァランやカゼミロもパフォーマンスが安定しておらず、守備は不安の種となっている。シーズンも最終盤の局面を迎えているが、立て直すことができるのか。


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