「心からおめでとう」 リヴァプールのクロップ監督が古巣ドルトムントのCL決勝進出を祝福

リヴァプールのユルゲン・クロップ監督 photo/Getty Images

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11年ぶりの決勝進出

8日(現地時間)、ボルシア・ドルトムントはパリ・サンジェルマンとのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグに1-0で勝利し、1stレグとの2戦合計2-0で決勝進出を決めた。

キリアン・ムバッペらを擁するパリの強力な攻撃陣を2試合連続で完封し、下馬評を覆してファイナル進出を果たしたドルトムント。この快挙は、かつて同クラブで指揮を執っていたリヴァプールのユルゲン・クロップ監督にとってもひと際嬉しい出来事だったようだ。

リヴァプールの自宅で8日の試合をテレビ観戦していたというクロップ監督は、ドイツ紙『Bild』に試合についての感想を問われると、「ワオ!ワオ!ワオ!という感じだね。みんなに『心からおめでとう』と言いたい。順当な結果だった」とコメント。タレント豊富なパリに対してチーム一丸となって挑んで勝利を掴んだドルトムントを祝福した。
今大会の決勝は、クロップ監督が指揮を執っていた2012-13シーズンにドルトムントが決勝進出を果たした時と同じウェンブリースタジアムで行われる。この時はバイエルン・ミュンヘンを相手に互角の勝負を展開。優勝まであと一歩のところに迫ったが89分にアリエン・ロッベンに決勝ゴールを許し、1-2で敗れた。

6月1日の決勝は、そのバイエルンを倒して勝ち上がって来たレアル・マドリードと対戦する。大会最多14回の優勝を誇るレアルとの大一番となるが、クロップ監督はドルトムントについて、「彼らはようやく本来の実力を見せ始めている。タイトルを勝ち取ってほしい」と語り、¨白い巨人¨とも呼ばれるレアルを倒して1996-97シーズン以来の優勝を成し遂げてほしいとの思いを口にした。

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