今季の《プレミア・ワースト選手》1位&2位はマンUから? 急降下するテクニシャンと潰し屋の評価

アントニーの評価もかなり落ちている photo/Getty Images

高額な移籍金に見合うパフォーマンスではない

先日クリスタル・パレスに0-4と屈辱的なスコアで大敗を喫し、8位まで順位を落としてしまったマンチェスター・ユナイテッド。期待を大きく裏切る結果となり、当然ながら選手たちへの視線も厳しくなっている。

英『GIVE ME SPORT』は今季ここまでのプレミアで『最も失望した選手』を選んでいるが、今季のワースト選手に選ばれたのはマンUのMFアントニーだ。

マンUは2022年に8500万ポンドもの移籍金を投じてアントニーを獲得したが、全く結果は出ていない。今季もここまでリーグ戦28試合に出場して1ゴール1アシストを決めただけで、得点に関与する機会があまりにも少ない。同メディアも納得できない数字と批判する。

「アントニーは大金を手にした後もまだその価値を証明できていない。今季はここまで1ゴールと1アシストを記録しているが、これはユナイテッドクラスのクラブでプレイするアタッカーとしては極めて貧弱な成績だ」

そのアントニーに次ぐワースト選手に選ばれているのは、前述のクリスタル・パレス戦でも厳しい評価を受けてしまったMFカゼミロだ。すでにピークは過ぎたとの見方もあり、ワールドクラスの守備的MFとの評価は過去のものとなってしまった。

「守備を完璧にカバーしていた頃の姿は遠い昔のものとなり、今や32歳のカゼミロはユナイテッドにとっての邪魔者となっている。デュエルで精彩を欠いているだけでなく、スピード、判断力、俊敏性のすべてが問題だ」

今季のパフォーマンスとチーム成績を考えれば、この批判も仕方がないか。ポジティブな部分を探すのが難しく、大きく評価を落とすシーズンになっている。

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