下部組織出身の元守護神シュチェスニーも候補の1人か アーセナルはラムズデール退団に備え3名のGKをリストアップ

現在はユヴェントスで守護神 photo/Getty Images

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今季は守護神の座を奪われる

アーセナルは今夏に退団する可能性のあるGKアーロン・ラムズデールの代役として3人のGKをリストアップしたようだ。英『Evening Standard』や英『Football 365』など複数メディアが報じている。

2021年の夏にシェフィールド・ユナイテッドからアーセナルにやってきたラムズデールはそれまで正GKだったベルント・レノからポジションを奪い、アーセナルの守護神の座についた。しかし昨夏にGKダビド・ラジャが加入して立場が一転。今季は第2GKの座に甘んじている。

ラムズデールは出場機会を求めて、今夏に退団する可能性があり、すでに適切なオファーがあればアーセナルは断れないという内容で合意したと報じられている。そんななか、アーセナルが後任候補としてピックアップしたのが、ブライトンのジェイソン・スティール、アヤックスのディアント・ラマイ、そしてユヴェントスのヴォイチェフ・シュチェスニーだという。
中でも数人の生え抜き選手の去就が不透明な中、ホームグロウンの条件満たす選手としてシュチェスニーの獲得を望んでいるようだ。同選手はアーセナルの下部組織出身であり、トップチーム昇格後は2017年までアーセナルに在籍していた。

同選手はユヴェントスでも依然として守護神の座についているが、同クラブはモンツァのミケーレ・ディ・グレゴリオの獲得を今夏目指しており、売却の可能性もあるとのこと。しかし契約がまだ残っていることや10万ポンドとも噂される週給、そしてラジャのバックアッパーとしての役割に同選手が満足しない可能性もあり、獲得実現の可能性は低いようだ。

中盤やストライカーなどアーセナルは今夏に補強したいポイントにビッグネームを連れてくることが予想されているが、ラムズデール退団であれば、セカンドGKの補強にも動かなければならないだろう。出場機会を求めるラムズデールの去就次第では、アーセナルの補強の優先順位も変わってくる可能性がある。

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