フランクフルトMF長谷部が同僚らを招いて食事会開催 チームは「最終節をハセの引退試合に」と団結

フランクフルトの長谷部誠 photo/Getty Images

次節EL出場権確保の可能性

今季限りでの現役引退を発表したフランクフルトの元日本代表MF長谷部誠が、チーム関係者を招いての食事会を開催したようだ。ドイツ紙『Bild』が伝えている。

同紙によると、8日(現地時間)の夕方頃に長谷部と主将のセバスティアン・ローデが幹事役となってフランクフルト近郊の町エッシュボルンにあるイタリア料理店にて食事会が開かれ、チームメイトやクラブの会長ら首脳陣が参加。ともに今季いっぱいで現役を退く長谷部とローデのこれまでの労をチーム関係者全員がねぎらったようだ。

フランクフルトは、残り2節となった今季のブンデスリーガで現在6位につけていて、11日に行われる次節ボルシアMG戦に勝てば来季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権が確保できるという状況にある。

仮にボルシアMG戦で引き分け以下の結果に終わったとしても、ホームでの最終節ライプツィヒ戦が残っている。しかし、フランクフルトは今週でEL出場を確実にして、次週ライプツィヒ戦に長谷部とローデが出場できる状況を作り出すことを新たなモチベーションにしている。同クラブの新鋭ファレス・チャイビ(21)も『Bild』の取材に対して以下のようにコメントしている。

「ライプツィヒとの試合でハセやゼップル(ローデの愛称)が少しでも長くプレイできるために、ボルシアMG戦で勝ち点3を取ることが大事になる。今週勝てれば大きなプレッシャーから解放されて、落ち着いた状態で最終節を迎えられるからね」

直近のリーグ戦3試合で出番のなかった長谷部がフランクフルトサポーターの前で最後の雄姿を見せられるかどうかは、今週末のボルシアMG戦の結果が大きく影響してくる。果たしてフランクフルトはレジェンドに最後の舞台を用意することができるのだろうか。

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