ベリンガムのおかげで追加ボーナス? ドルトムントがレアルと交わした奇妙な契約

バイエルン戦でのジュード・ベリンガム photo/Getty Images

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決勝の舞台で再会

7日(現地時間)、ボルシア・ドルトムントはパリ・サンジェルマンとのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグに臨み、1-0で勝利。2戦合計2-0で決勝進出を果たし、バイエルン・ミュンヘンを下したレアル・マドリードと決勝で優勝を争うこととなった。

1996-97シーズン以来の優勝をめざすドルトムントにとって最も厄介なレアルの選手は、昨季まで在籍していたジュード・ベリンガムで間違いない。同選手はレアル加入1年目にして今季既に公式戦39試合に出場し、22ゴール10アシストを記録。自らゴールを決めることもチャンスメイクもできる万能型ミッドフィールダーとして今季のラ・リーガ優勝の立役者となった。このベリンガムを抑えずしてドルトムントの優勝は難しいだろう。

もっとも、ベリンガムが決勝の舞台で活躍することは、ドルトムントに少なからず利益をもたらすことになるかもしれない。ドイツ紙『Bild』によると、ドルトムントがベリンガムについてレアルと交わした契約の中には、ベリンガム擁するレアルがチャンピオンズリーグで優勝した場合には追加ボーナスとして500万ユーロ(約8億円)がドルトムントに支払われるという条項が含まれているという。
また、ベリンガムが大会ベストイレブンに選出された場合にも200万ユーロ(約3億円)の追加ボーナスが発生するとの条項も契約の中に存在していると『Bild』は伝えている。同選手は今季のチャンピオンズリーグでは10試合に出場して4ゴール4アシストの活躍を見せているだけに、ベストイレブン入りは確実と見られている。

レアルは、ベリンガムを獲得する際に1億300万ユーロ(当時のレートで約154億円)という巨額の移籍金を支払って大きな話題となったが、今後の活躍を見越して様々な条件をドルトムントは契約に盛り込んでいたようだ。

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