グアルディオラは“天才指揮官”ではない? スターがいたから勝てたとの声も「彼は常にリーグ最高のスター集団を擁してきた」

マンCでも多くのタイトルを手にしてきたグアルディオラ photo/Getty Images

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バルサ、バイエルン、マンCにスターがいたおかげ?

マンチェスター・シティを指揮するジョゼップ・グアルディオラは、これまでの指揮官キャリアで多くのタイトルを手にしてきた。昨季もマンCを3冠へ導いており、歴史に名を残す名将なのは間違いない。偽SBなど斬新な戦術も次々と取り入れており、グアルディオラに関しては天才とのイメージもある。

しかし、それに反論する者もいる。リヴァプールやニューカッスルで指揮を執ってきたグレアム・スーネス氏だ。

英『Daily Star』によると、スーネス氏はグアルディオラがスター選手だらけのチームを指揮してきたと主張。グアルディオラの手腕というよりは、選手のおかげとの意見だ。
「ペップ・グアルディオラは3つのクラブを指揮してきたが、彼はどのクラブでも常にリーグ最高のスター集団を擁してきた。バルセロナではフランク・ライカールトの後を継いだが、リオネル・メッシ、アンドレス・イニエスタ、シャビら多くのスターを擁していた。バイエルン・ミュンヘンも、3冠を達成した直後のチームを指揮しているからね」

「その後の彼はマンチェスター・シティにやって来て、ロベルト・マンチーニとマヌエル・ペジェグリーニがプレミアリーグを制したチームを引き継いだ。彼はどのクラブでも優秀なチームを引き継いでいる。シティはイングランドで最も裕福なチームだし、彼が就任した時点でほんの少しの調整を必要としただけだった。選手を上手くまとめているが、天才ではない」

それでもマンCをCL制覇へ導いた功績は見事で、今の群雄割拠なプレミアを連覇するのも簡単ではない。豪華な選手層と豊富な資金があるのは事実だが、スーネス氏の指摘はやや厳しいか。

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