あのロドリも選外に!? 《プレミアリーグ年間最優秀選手候補》に惜しくも落選した “6人の精鋭”

マンCの心臓を担うロドリ photo/Getty Images

フォーデンやライスらが8人がノミネート

プレミアリーグは2023-24シーズンの年間最優秀選手候補8名を発表した。最終候補に名を連ねたのはフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)、アーリン・ハーランド(マンチェスター・シティ)、アレクサンデル・イサク(ニューカッスル)、マルティン・ウーデゴー(アーセナル)、コール・パルマー(チェルシー)、デクラン・ライス(アーセナル)、フィルジル・ファン・ダイク(リヴァプール)、オリー・ワトキンス(アストン・ヴィラ)だ。

そんななか、『Mirror』は「年間最優秀選手の候補から漏れた6人のプレミアリーグ選手たち」というタイトルで、今回惜しくも選ばれなかったが、ノミネートされてもおかしくない活躍を見せた6人の選手を紹介している。

1人目はフォーデン、ハーランドの2名が最終候補に残ったシティからロドリだ。同選手が出場した試合は71試合連続で無敗(CLラウンド8・2ndレグのレアル戦はPK戦のため公式では引き分け扱い)を続けており、その存在感は抜群だ。今季はゴールに絡むシーンも多く、ここまで全公式戦で8ゴール14アシスト(昨季は4ゴール7アシスト)を記録。フォーデンとハーランドよりチームに欠かせない選手ということもあり、今回の8名に選ばれなかったのは意外だ。

2人目と3人目はウーデゴーとライスが選ばれたアーセナルからブカヨ・サカとガブリエウ・マガリャンイスだ。サカは昨季より調子を落としているという批判もあるシーズンを送っていたが、ここまでリーグ戦16ゴール9アシストを記録。14ゴール11アシストだった昨季と変わらぬ活躍を見せており、対策された中でも変わらぬ記録を残す素晴らしいシーズンを送っている。一方のガブリエウはプレミアで最も強固な守備陣を築くアーセナルの1人だ。ウィリアム・サリバとのCBコンビは鉄壁であり、多くのチームをシャットアウト。攻撃面でも4ゴールを決めており、アーセナルの今季の武器であるセットプレイでも強さを発揮した。最終候補にアーセナルの守備陣の名前がないのは少し寂しいか。

4人目はリヴァプールのモハメド・サラーだ。最近は優勝争いから脱落してしまったチームの中で批判を受けることもあったが、調子が悪い中でも存在感は抜群だ。パフォーマンスが落ちたと批判を浴びる1年を送っていながらもリーグ戦18ゴール10アシストを記録。ワトキンスとアンソニー・ゴードンの2人とともに、リーグ戦で今期2桁ゴールとアシストを記録したわずか3人の選手のうちの1人となっている。

5人目はウェストハムに所属するジャロッド・ボーウェンだ。ボーウェンも今季絶好調な選手の1人だ。リーグ戦では33試合に出場し16ゴール6アシストをマーク。昨季が38試合で6ゴール6アシストだったことを考えると大きな飛躍を遂げたと言える。右サイドだけではなく、CFでも存在感を発揮している。

そして最後の6人目はボーンマスのドミニク・ソランケだ。ボーンマスは開幕から最初の9試合でのボーンマスの成績は0勝3分6敗となっており、最悪のスタートを切った。しかしそこから着実に順位を上げ、今では10位だ。この復活劇の主役がソランケであり、ここまでリーグ戦は18ゴールをマーク。昨季の6ゴールから大きく記録を伸ばし、今季のプレミアを代表するストライカーとなった。

今回、プレミアリーグ年間最優秀選手候補に入った8名はいずれも素晴らしいシーズンを送っているが、今季は大きく得点数を伸ばした選手なども多く、例年であれば名を連ねてもおかしくない選手が多数いるシーズンとなった。

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