トレーニングでも走り過ぎ? 中盤でコンビを組むジョルジーニョが語るライスの姿勢

アーセナルのライスとジョルジーニョ photo/Getty Images

チームに大きな影響を与えた新加入選手

アーセナルと1年の契約延長を結んだジョルジーニョは中盤でコンビを組むデクラン・ライスについて語った。英『Daily Mail』が報じている。

ライスは昨夏にウェストハムから総額1億500万ポンドとも言われる移籍金でアーセナルに加入。大きな期待が寄せられた中での加入となったが、その期待さえも上回るパフォーマンスをここまで見せているといっていいだろう。

ここまで公式戦49試合に出場し、7ゴール10アシストを記録しているライスはすでにチームにとって欠かせない存在となった。1億500万ポンドの移籍金すら安かったのではないか、とも思わせるほどの存在感であり、チームに大きな影響を与えている。そんななか、ジョルジーニョはライスのことを絶賛しながら、同選手の性格やトレーニングへの姿勢について話している。
「彼は日々成長していると思う。 彼は謙虚な男で、学ぼうとするし、とてもよく働く。時々、彼に『今日のトレーニングは走りすぎだから、少し落ち着くんだ』と言うんだ。すると、彼は『ジョリ、私はただやるんだよ』と答える。だから僕は彼に『いやいや、その足を少し温存しといてくれ』と言うんだ。彼は信じられないような選手で、世界中のどのチームにも入れる。彼が私たちの仲間になり、私たちを助けてくれたことをうれしく思うし、彼は必ずイングランドを助けてくれる」

ライスのことを、トレーニングの時から全力で行い、謙虚な姿勢をもつ男だと語ったジョルジーニョ。試合中にライスが見せるプレイや振る舞いだけではなく、トレーニング中の姿勢なども今季のアーセナルに大きな影響を及ぼしているのかもしれない。

シーズン終盤に崩れた昨季はどこか脆さも感じられたアーセナルだが、ライスをはじめとする新加入選手がもたらした影響もあり、今のチームが大きく崩れる姿は想像しにくい。20年ぶりのリーグタイトルはマンチェスター・シティの結果に左右されるが、成熟したアーセナルは残す2試合で勝利を飾り、逆転優勝を飾れるか。

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